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【ポケモンSM】ペルシアンアローラのすがた【考察】

アローラ!

 

最近はリアルがひと段落しGTSで7世代から登場したポケモンたちの孵化余りを手に入れては孵化しての繰り返し。孵化してる間にリゾートに預けておけば努力値も振れるこの環境は本当に素晴らしいと思います!おかげでパワー系はまだ揃えてないですw

 

さて今回はGTSで探してもなかなか見つからないので先に考察がてら記事を書こうと思います。使用感はまた追記する予定です。

 

そのポケモンペルシアンアローラのすがた!

 

「かわいくない」「もどして」など優しく言ってもこの言われよう 

リージョンフォーム屈指の人気のない子です

個人的には図鑑にも記述されていた通り高貴な感じがして好きなんですけどね

 

 

ステータス

タイプ:あく

特性:ファーコート テクニシャン 隠れ特性:びびり

種族値:65-60-60-75-65-115(計440)

主要な技:イカサマ 捨て台詞 催眠術 悪巧み 悪の波動 猫だまし

 

 

アローラのすがたではノーマルタイプからあくタイプとなり通常特性がファーコート、隠れ特性もびびりになりました。種族値も通常のすがたとは異なりAが10下がった分、Cが10上がりました。

 

この変更の中でも1番注目すべき点はやはり特性のファーコートでしょう!トリミアン専用だった「物理攻撃の受けるダメージが半減する」というチート特性ですね。物理受けとしてS115からのタイプ一致イカサマが撃てるのは大きな特徴。

種族値変更の面でも悪巧みを積んでタイプ一致の悪の波動という運用もしやすくなったのではないでしょうか。

 

今回はファーコートを生かした物理受け型を考察したいと思います

 

 

物理耐久

ファーコートをもらえど物理方面での耐久種族値は65-60。そんなに耐久は高くないだろうと思う方もいるかと思うので実際のダメージで実感してください。

 

(ペルシアンはH252振りのみ HP防御実数値172-80)

・A252補正なしガブリアス地震

 ダメージ: 66〜78
 割合: 38.3%〜45.3%(確定3発)

・無振り補正なしギルガルドせいなるつるぎ

 ダメージ: 110〜130
 割合: 63.9%〜75.5%(確定2発)

・A252補正有りガラガラR(太い骨所持)のフレアドライブ

 ダメージ: 123〜145
 割合: 71.5%〜84.3%(確定2発)

・A252補正なしメガメタグロスのコメットパンチ

 ダメージ: 82〜97

 割合: 47.6%〜56.3%(高乱数2発:84.8%)

・A252補正なしメガボーマンダの1舞捨て身タックル

 ダメージ: 150〜177
 割合: 87.2%〜102.9%(低乱数1発:18.8%) ※補正ありだと高乱数

 

Hに振っただけでこの耐久は魅力的ですよね

ちなみに現環境で流行っているメガギャラドスファーコート貫通するのでご注意を

 

 

ここでじゃあなんでトリミアンは流行らなかったの?って思った方のために少し余談を

トリミアン

 (長所)

 ・ノーマルタイプで弱点が格闘のみ

 ・コットンガードも使える点から物理受け

 ・電磁波が使える

 (短所)

 ・回復技が眠るのみ

 ・Sがあのガブリアスと同じ102族、すぐ下に100族がいるため基本的にHS振りでの

 運用を強いられる。 

  ⇒Aに振る余裕がないことから火力が足りなく安定する最大打点が恩返し

 

  【無振りガブリアスに対する無補正無振りの恩返し】

   ダメージ: 51〜61
   割合: 27.8%〜33.3%(超低乱数3発:0.02%)

   上記のような火力のなさから電磁波頭突きでまひるみ狙う方がいい有様だった

 

 以上の短所が長所よりはるかに影響したことからXY発売前期待されていたトリミアン は流行るどころか使われなかったね。見た目を変えられたけどバトルボックスに戻すと元通りとかいう仕打ちも受けたね。

 

与ダメ

話を戻すとペルシアンも回復技がなく火力もなければトリミアンと同じ道を歩むことになるわけです。実際どうなのかと言いますと…

・回復技が眠るのみ

☆イカサマが使える

ここではイカサマが使えるという点に触れていきます。バルジーナポリゴン2(2016年12月16日時点では未解禁)などの物理受けが主に使う技として有名ですね。

 

ガブリアス(陽気AS252D4想定)

 ダメージ: 85〜102
 割合: 46.4%〜55.7%(中乱数2発:69.1%) ※意地だと確定2発

ギルガルド(盾)(冷静H252A0想定)

 ダメージ: 48〜56
 割合: 28.7%〜33.5%(超低乱数3発:0.02%)

ギルガルド(盾)(意地H188A252想定)

 ダメージ: 72〜86
 割合: 45.2%〜54%(低乱数2発:34%)

・ガラガラR(意地HA252想定)

 ダメージ: 110〜132
 割合: 65.8%〜79%(確定2発)

 Aの実数値が低いので抜群でもこの程度ですね。ずるい。

メガメタグロス(陽気AS252想定)

 ダメージ: 126〜150
 割合: 81.2%〜96.7%(確定2発) ※意地だと37.5%の乱数1発

メガボーマンダ(陽気H4AS252想定)

 ダメージ: 70〜84
 割合: 40.9%〜49.1%(確定3発)

 1舞後

 ダメージ: 106〜126
 割合: 61.9%〜73.6%(確定2発)

 ⇒対面でなら舞捨て身を耐えて倒せる 捨て身連発は知らない

 

 

回復技が眠るだけについて

 物理受けなのに回復技が眠るだけだとスイクンのような運用になる。

 それだと悪タイプ物理受けのバルジーナブラッキーとの差別化が難しい。この2体はそれぞれイカサマが使え(ブラッキーは現在不可能)、羽休めと月の光、願い事が使えるしかも全く同じタイプであるブラッキーに限ってはHBだと特殊耐久だけでなく、比較対象である物理耐久面でも負けている

 ⇒同じ種類の物理受けとして運用するのは間違い。

 この2体との差別化要素であるS115や捨て台詞を生かしたほうがいい

 

育成

 臆病 H252 B4 S252

 技 イカサマ/捨て台詞/選択/選択

 持ち物 悪Z ゴツゴツメット 黒い眼鏡(こわもてプレート)

 

努力値配分について

 結局ぶっぱ。調整じゃないじゃんって思うだろう。ここまで書いてきて私も思った。

 この理由として物理受けとして運用する以上H振りは外せない。S115は仮想的であるメタグロス相手にSで勝つため、そして不利な相手に対し捨て台詞を上から吐く上で外せない。

 

 調整するならSだと考え110族抜きまでに抑えてBに振ると下のデメリットが出てきた

 ・メガルカリオに抜かれる これは致命的 上から捨て台詞吐きたい。(真空波は耐える)

 ・110族抜きで残りBに振るとB実数値がDと同じになり相手がダウンロードの際にCが上がる可能性がある これは芳しくない。

 

このことからSを削ってBに回すのはあまりおススメしない。よほど私は運がなくて同速勝負には100%勝てないという人がいるならB<Dだし112族抜きもありだろう。

 

技について

・イカサマ(遺伝技)

  余談に記した理由より確定。これがないとトリミアンの劣化。

・捨て台詞(遺伝技)

  ブラッキーとの差別化として確定

  Z捨て台詞は交代先のポケモンが全回復(現在使用不可)

 

選択

・挑発(技マシン)

  これもS115ならではを生かした上からの挑発

・身代わり(技マシン)

  主に対ギルガルド

  身代わり→聖剣→キングシールド→捨て台詞で後続が無償降臨できるかも

・どくどく(技マシン)

  耐久型の相手に

・催眠術(遺伝技)

  特殊アタッカーや耐久型への交代読み。当たったら爆アド

・猫だまし

  襷、頑丈潰し。これ使うなら陽気の方がいいかもしれない

・あまえる(遺伝技)

  物理受けとしてありだがイカサマとのシナジーはよくない。

  これこそ眠るもいれて完全に物理受けに専念する型の方がいい。

・とんぼがえり(技マシン)

  捨て台詞が使えない今の環境用。あまりオススメしない。

 

 

持ち物について

・悪Z

  捨て台詞の欄で説明済み。

 

ゴツゴツメット

  物理受けのメインウェポンと言われている奴

  ブラッキーとか居座り続け攻撃を受ける回数が多いタイプの物理受けと違うため、発動回数は少ないだろうがそのダメージは馬鹿にはできない。

 

・黒い眼鏡(こわもてプレート)

  地味にありだと思ってる。イカサマのダメージが上がる。

  例で示すと

  ガブリアスが確定2発

  H4メガボーマンダが超高乱数2発 

  H4メガメタグロスが高乱数1発     

 特にメガメタグロスが高乱数1発で勝てるようになるのはとてもでかい

 他に舞った陽気ASメガボーマンダに対して反動+イカサマで落とせるようになる

 

 

 

まとめ

 単に物理受けとしてではなく捨て台詞や挑発による後続のサポートができるこれまでにないタイプの物理受けポケモンだということが分かっていただけましたでしょうか。早くZ捨て台詞が復活して注目され直すといいですね。

 

 最後まで読んでくださってありがとうございました。